第199回定期演奏会まであと40日！

こんにちは。九大フィルハーモニー・オーケストラ幹事長の河村です。

 

九大フィル第199回定期演奏会まで残り40日となりました。第198回定期演奏会からおよそ半年、京都大学交響楽団とのジョイントコンサートや九大祭での音楽喫茶の出店、フルオーケストラの出張演奏など様々な経験を通して、より成熟したオーケストラへと変化を遂げてまいりました。

 

今回は白井圭先生の指揮のもと、J.シベリウス/交響曲第1番、C.ドビュッシー/小組曲(H.ビュッセル編曲)、N.リムスキー＝コルサコフ/歌劇「皇帝の花嫁」序曲を演奏いたします。

白井先生はヴァイオリンにおける多くのコンクールでの輝かしい受賞歴をお持ちであるとともに、国内外の数多くのオーケストラと共演されるなど、幅広くご活躍されています。

九大フィルとは第192回定期演奏会においてソリストとしてお迎えして以来、今回で2回目の共演となります。

これまでの練習の中で、白井先生のヴァイオリンの実演を交えてのご指導を通して、奏者の音色のイメージも膨らみ、より説得力のある演奏に近づいてまいりました。

 

今回は、北欧の雄大な自然を想像させる「交響曲第1番」をメインに、フランスの優雅な情景を描いた「小組曲」、そしてロシアを舞台に花嫁の悲しい運命を歌う「皇帝の花嫁」と、それぞれ独特の世界が感じられる情緒豊かなプログラムとなっております。

雰囲気の異なる3曲の表現に悩むこともありましたが、白井先生のご指導のもと、部員で議論を重ね、1つひとつの音色を追求してまいりました。これらの曲を残した作曲家の思いや描写された情景がお客様に伝わる演奏を目指し、日々練習に取り組んでいるところです。

 

学生オーケストラは、世代交代の中で、演奏会ごとに奏者は替わっていきます。そのため、全く同じメンバーで演奏する機会はもう二度とありません。

最高の演奏をお届けしたいという思いのもと、お越しいただいた皆様とともに充実したときを共有できるよう、あと40日間、さらなる努力を重ねてまいります。

 

ぜひ、12月16日(土)アクロス福岡シンフォニーホールにお越しください。皆様のご来場、心よりお待ちしております。