ついに明日は東京公演です。東京公演を開催出来るのは、九大フィルを愛し九大フィルに関わってくださる全ての方々のおかげです。
九大フィル史上初の開催となる東京公演は、指揮者に鈴木優人先生、ピアノ独奏に上原彩子さんをお迎えし、ブラームス/大学祝典序曲、チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番、ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」という素晴らしい楽曲に挑みます。約8か月に渡って向き合ってきた楽曲をこのメンバーで演奏できるのも今日で最後かと思うととても寂しいですが、これらの偉大な楽曲に取り組むことが出来て本当に幸せでした。
今回の演奏会は、私たち演奏者だけで成り立つものではありません。109年という九大フィルの長い歴史が、このオーケストラを愛した全ての人たちの想いがあって、私たちはサントリーホールの舞台に立つことが出来ます。素晴らしい会場で音楽を表現できるという喜びを噛み締めながら、お客様に心から楽しんで頂けるような演奏会にしたいという思いで、今日まで努力を続けてきました。
演奏面でご指導してくださった素晴らしい音楽家の方々、これまで九大フィルの伝統を守り継いでくださった先輩方、日頃から九大フィルを応援してくださる全ての方々、
そして、今回の東京公演に向けて様々な困難を共に乗り越えてきた仲間たちへの感謝の気持ちを込めて、我々が愛してやまない音楽を、私たちらしいサウンドで精一杯お届けします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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