こんにちはっ!
12月に入り、定期演奏会が着実に近づいているのを感じています。
今回はホルンパート2回生の八木さんに演奏会2曲目を飾る「マ・メール・ロワ」について紹介して頂きます!
定期演奏会まであと2週間となりました!
チケットの準備はお済みでしょうか?まだの方は是非ご準備して、12/18の演奏会にお越しください(^^)
今日はラヴェルの組曲「マ・メール・ロワ」を紹介します!
組曲「マ・メール・ロワ」は『マザー・グース』というシャルル・ペローの童話集から名前をとり、ラヴェルが童話の世界を音楽で表現した作品となっています。元々、子供のためのピアノの連弾曲として作曲されましたが、後にラヴェル自身の手によって、オーケストラ版やバレエ版に編曲されました。今回は、「管弦楽の魔術師」と謳われたラヴェルの巧みなオーケストレーションを活かした、色彩感溢れるオーケストラ版を演奏いたします。
1.眠れる森の美女のパヴァーヌ
2.おやゆび小僧
3.パゴダの女王レドロネット
4.美女と野獣の対話
5.妖精の園
という題の5曲からなる組曲になっています。概略としては、第1曲で邪悪な妖精の呪いにより眠らされた王女に、第2〜4曲の童話を読み聞かせ、やがて第5曲で王子様の口づけにより眠りから覚めた王女が、王子様と結ばれるという情景を表現しています。
第1・5曲は「眠れる森の美女」、第2曲は「おやゆび小僧」、第3曲は「緑の蛇」、第4曲は「美女と野獣」の童話をモチーフに作られています。
私が大好きなのは、世界一美しいハ長調と称される第5曲です!温かい弦楽器のメロディーから始まり、ヴァイオリンとヴィオラのソロによる美しい旋律、希望に満ちた明るい未来を想像させる輝かしいファンファーレによって物語が完結します。私は中間部で奏でられるヴァイオリンとヴィオラのソロ部分を聴くと、喜びの溢れる王女と王子様の情景が思い浮かんで、とても明るく温かい気持ちになります(*^^*)
奏者は、物語の世界を想像しながら、また童話の登場人物に愛情を込めながら、一音一音大切に練習してきました。そんな九大フィルの作る「マ・メール・ロワ」は必ず皆さんを美しく、そして温かい童話の世界へ引き込むことでしょう。それぞれの物語の場面を想像しながらお聴きください!
是非12/18(日)はアクロス福岡に足をお運びいただき、ラヴェルの作る童話の世界を一緒に楽しみましょう!たくさんの方のご来場をお待ちしております!
ありがとうございました♪
まだまだ座席には余裕がございますので、興味がある方はお近くの部員やお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください(^^)!!
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