5月23日(木)、NHK交響楽団首席ホルン奏者の福川伸陽さんをお招きし第202回定期演奏会に向けたトレーニングを行いました。
まずはホルンパートを見ていただきました。
一緒に基礎練習を行い、福川さんの練習に対する真摯な姿勢を学ぶことができました。
また私たちの質問にも真剣に考えてくれ、ホルンのベルに入れる右手の形など、一人一人時間をかけてアドバイスをしてくださいました。
そのあとは管分奏の形で、第202回定期演奏会の曲を見ていただきました。
福川さんは私たちの演奏のわずかな乱れを瞬時に見つけ、適切なアドバイスで乱れを正していきました。
またそれぞれの曲について、例えばブルックナーの音楽は大きな建造物を建てるように、など豊かなイメージを持って教えてくださり、福川さんのおかげで私たちの奏でる音楽は一層活き活きとしたものになりました。
トレーニングの合間や後には、ホルン奏者に限らず様々な楽器の奏者が福川さんにアドバイスをもらいに質問に行く姿が見られました。
そのどれにも、福川さんは真剣に考え、答えてくださっていました。
今回のトレーニングを通して感じた、福川さんの音楽に対するどこまでも真剣な姿勢は、私たちにとって非常に大きな刺激となりました。
コメントを残す