第2回東京特別演奏会 特設ページ

九大フィルハーモニー・オーケストラは、1909年に創立された日本で最も長い伝統と歴史を有する学生オーケストラの1つです。ベートーヴェンをはじめとした様々な作曲家の交響曲を初演するなど、明治から大正にかけて日本のオーケストラの礎を築きました。戦後、石丸寛氏(九州交響楽団創立者、永久名誉指揮者)や荒谷俊治氏(元日本指揮者協会会長、九大法・文卒)、堤俊作氏(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団創立者)の指導のもと、発展を遂げ、2014年には鈴木優人氏をミュージック・アドバイザーに迎え、さらなる活動の充実を図っております。2018年には、九大フィル創立110周年・伊都キャンパス完成を記念して、初の東京公演を挙行し、大盛会に幕を下ろしました。4年のときを経て、より多くの方に九大フィルの魅力をお届けするべく、このたび東京にて九州大学創立111周年事業の一環として2回目となる特別演奏会を開催する運びとなりました。
公演情報
日時 | 2022年 9月3日(土) 14:00開演 |
会場 | 東京オペラシティ コンサートホール |
指揮 | 鈴木 優人 (九大フィルハーモニー・オーケストラ ミュージック・アドバイザー) |
ヴァイオリン独奏 | 白井 圭 (NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスター) |
曲目 | ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲 |
座席 | 全席指定 (S席:3500円 A席:2500円 B席:1500円) |
主催 | 九大フィルハーモニー・オーケストラ |
後援 | 国立大学法人九州大学、九州大学東京同窓会、九大フィルハーモニー会、一般社団法人学士会 |
指揮者 鈴木 優人(指揮者,作曲家,ピアニスト, チェンバリスト,オルガニスト)
東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、アンサンブル・ジェネシス音楽監督。指揮者としてNHK交響楽団、読売日本交響楽団等と共演。2017、2020年には鈴木優人プロデュース・BCJオペラシリーズを制作、上演。モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」(2017)、ヘンデル:歌劇「リナルド」(2020)はバロック・オペラの新機軸として高く評価されるとともに多くの話題を呼んだ。NHK-FM「古楽の楽しみ」のパーソナリティーの他、テレビ朝日「題名のない音楽会」にもゲストとして度々出演している。録音はBCJとのJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲集(BIS)、タメスティとのデュオ(Harmonia Mundi)など多数。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、舞台演出、企画プロデュース、作曲とその活動に垣根はなく各方面から大きな期待が寄せられている。九州大学客員教授。
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ヴァイオリン独奏 白井 圭
1983年トリニダード・トバゴ共和国に生まれる。3歳よりヴァイオリンを庭野冬子の下で始め、6歳より徳永二男氏の薫陶を受ける。東京芸術大学付属高校を経て、同大学を卒業。その間、大谷康子、田中千香士、堀正文、ゴールドベルク山根美代子の各氏に師事。2007年文化庁の奨学生として留学。ウィーン国立音楽演劇大学室内楽科にてヨハネス・マイスル氏に師事する他、ヴェスナ・スタンコービッチ氏の指導も受けた。
これまでに日本音楽コンクール(第2位及び増沢賞)、ARDミュンヘン国際コンクール(第2位及び聴衆賞)、ハイドン国際室内楽コンクール(第1位及び聴衆賞)を始めとしたコンクールで受賞歴をもち、ソリストとしてチェコフィルなど内外のオーケストラと共演、ウィーン楽友協会や、ロンドンのウィグモアホール、ベルリン・コンツェルトハウス等で演奏する。2011年9月より半年間はウィーン・フィルの契約団員として演奏。2018年まで約5年間、神戸市室内合奏団(旧称)のコンサートマスターを務めた。現在もウィーンに拠点を置きながら、ソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者として活躍している。
Trio Accord、Stefan Zweig Trio、Ludwig Chamber Playersのメンバー。レボリューション・アンサンブル音楽監督。2020年4月よりNHK交響楽団ゲスト・コンサートマスター。
www.ludwigchamberplayers.comwww.creomu.com/artist/kei-shirai.htm
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