定期演奏会まであと2日!!!!!

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こんにちは!

定期演奏会まであと2日になりました!!

今日はホルンの辻さんにR.シュトラウスのオーボエ協奏曲についてお話を伺いました♪


本コンサートにおいて必聴と言うべきこのオーボエ協奏曲について簡単な紹介をさせていただきます、4回生の辻です。オーボエ協奏曲では1stホルンを担当しています。

 

まずリヒャルト・シュトラウスという作曲家についてですが、非常にホルン奏者にとってなじみ深い作曲家です。
彼はホルン協奏曲を2曲作曲しており、モーツァルトのホルン協奏曲と並びホルン吹きにとってこれらは主要なレパートリーであると言えます。
協奏曲のみならず彼の作った曲ではホルンが大活躍します。代表的な曲でいえば「のだめ」でも取り上げられた『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』での冒頭のホルンソロが有名でしょうか。
彼には赤ん坊のころヴァイオリンの音色には大泣きしたのにホルンの音色には聴き入ってしまったという逸話があるくらいですから、多くのホルン奏者と相思相愛の関係にあると言えます(ヴァイオリン奏者の皆さんごめんなさい)。

 

さてシュトラウスについてホルン奏者が語りだしてしまうとキリがないのですが、ホルン協奏曲の第1番が作曲されたのは彼が18歳の時で、このオーボエ協奏曲が作曲されるのはなんとその60年以上も後になります。
また彼の代表作には「大編成」とか「カッコいい」とか、とにかくスケールの大きい曲が目立つのですがこの曲に関してはむしろ小編成で、カッコいいというよりは美しく、古典派チックで、でもどこかシュトラウスらしい、そんな曲に仕上がっています。

 

この曲の見どころはなんといっても新進気鋭のオーボエ奏者荒木奏美さんです。
我々九大フィルハーモニー・オーケストラの団員と年齢がいくつも変わらないにもかかわらず既に日本を代表するオーボエの名手として名を馳せている方です。できるだけ同じ音楽を共有できるように、限られた合わせの時間で団員一同懸命に練習してきました。
また、この曲の独特のオーケストレーションや編成などを鑑みて相談に相談を重ね、座席のセッティングにも工夫が凝らしてあり、密かな見どころになっています。
果たしてどのようなセッティングで演奏するのか、それは本番のお楽しみということで6月3日は是非アクロス福岡シンフォニーホールへお越しください。


ありがとうございました(^^)

定期演奏会は6月3日です!皆様のお越しをお待ちしております!

 

昨日は演奏会前最後の正規練習でした!謝肉祭の総合の様子です↓

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