定期演奏会まであと3週間!

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こんにちは!

九大フィル第197回定期演奏会(12月18日)まであと3週間をきりました!

今日はベースパート首席の柴田さんに”歌劇「魔笛」序曲”について紹介して頂きます!

 


 

今回の演奏会のスタートを切る、オペラ「魔笛」の序曲の曲紹介をさせていただきます。

 

皆さん、「魔笛」はご存知でしょうか?

「魔笛」はモーツァルトが晩年に作曲したオペラなのですが、ほとんどの人がこのオペラの曲について、一曲は知っているはずです。有名な曲で言えば「夜の女王のアリア」や、パパゲーノとパパゲーナのデュエット「パパパ…」などが挙げられます。私も中学校の音楽の授業で習いました(^^)

 

オペラのあらすじは

ある異国の王子が、連れ去られた夜の女王の娘を助けるために悪者のもとへ旅立つ。しかし悪者だと思っていた人物は実は徳の高い僧であることがわかり、王子は僧のもとで試練を耐え抜いたのち、娘と結ばれる。

といった感じです!実は宮廷ではなく民衆のために作られた、なかなかファンタジックな物語なのです!

 

ここで今回の演奏会で皆さんに聴いていただきたいポイントが2つあります!是非演奏会にいらっしゃって注目して聴いて頂けると嬉しいです!

・1つ目 細かく跳ねるような主題

曲の半分以上の小節で何かしらの楽器が担当しています。形を変えて、長調や短調、伴奏やメロディに変化しながら曲としてのストーリーを作り上げています。この主題のフレーズは基礎がしっかりしていないと上手く弾くことができず、私たちコントラバスはもちろん、弦楽器の団員はずっと悩まされていました…(頑張って練習してかなり上達しました!笑)

・2つ目 曲中冒頭と中間部前に奏されるファンファーレ

魔笛の脚本のエヌマエル・シカネーダーとモーツァルト自身が属していたとされる、秘密結社フリーメイソンのものであると言われています。冒頭は全員、中間部前は管楽器のみで演奏されるカッコいい場面です。劇中での試練の節目で奏されるため、このオペラの序曲として欠かせないところだと思います!

 

今回のメイン曲である悲愴の作曲者、チャイコフスキーが愛したモーツァルトの音楽を是非楽しみにいらしてください!


 

魔笛愛が伝わってくる説明、ありがとうございました!

 

さて昨日から中井先生をお呼びしての第4回リハーサルを行っています。

残り時間はあまりありませんが、当日みなさんに素敵な演奏をお届けできるよう団員一同より気合をいれて頑張ります(^^)

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