こんにちは。
本日は福岡アジア文化賞授賞式にて総勢15名の弦楽合奏を行って まいりました。モーツァルト作曲のディベルティメントニ長調K. 136より第1楽章を演奏いたしました。 式典演奏にふさわしい格調高い旋律が印象的な曲で、 由緒ある文化賞の授賞式にて華やかな演出をすることができました 。
福岡アジア文化賞は、 アジアの優れた文化の振興と相互理解および平和に貢献するため1 990年に創設されました。今年で28回目の授賞式を迎え、 4名の方々が授賞されました。(福岡アジア文化賞HPより引用)
場所はアクロス福岡シンフォニーホールでした。 アクロスでのフルオーケストラでの演奏は定期演奏会で経験してお りますが、弦楽合奏は初めてで、少し戸惑いもありました。また、 秋篠宮殿下やアジア各国の大使がご臨席されている中での演奏は相 当な緊張感がありました。各自本番直前まで入念に調整を行い、 それぞれ並々ならぬプレッシャーを感じておりました。 しかしいざ舞台に立って演奏を始めると練習の成果を発揮し、 生き生きとした音楽をお届けすることができました。
5分ほどの短い出演時間ではありましたが、 殿下や各国大使の皆様の前での演奏に、 奏者ひとりひとりが気持ちを込めて演奏いたしました。 このような皆様の前で九大フィルが演奏したという記録は近年にな く、歴史的な演奏となりました。 また奏者にとっても大変いい経験となり、 かけがえのない時間を過ごせたことは間違いありません。
九大フィルは今年で創立108年を迎えました。福岡、九州、 そして日本の音楽文化振興に貢献できるよう、 これからも発展を続けてまいります。
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